タカベ株式会社ではこんな風にアルミケースを作ってます

タカベ株式会社ではお客様の用途に合わせ、
収納物合わせで各種ケースを随時受注製造販売しています。

通常お電話、またはメールかFAXでお問い合わせいただき、
お見積もりご連絡にご了解いただけた時点から製造に入ります。

試作品のみでもうけたまわっておりますが、
試作品と試作後量産時ではお見積もりに変動がございますことご了承下さい。
収納物のお送りまたはご持参いただいての採寸、もしくは出張採寸も承っておりますので御相談ください。

今回は顕微鏡用のケース一点物を承った場合の例としてご紹介します。
一般的、汎用ケースの場合も殆ど同じ工程で外装を仕上げています。
本体はベニヤにアルミ、ABS樹脂などの板をラミネートしたものをカットして使用しています。厚みや強度については設計にお訊ね下さい。

アルミサッシ（インロー、アングル）カット

インロー　Vカット ケース寸法、折り曲げ部分でV字にカットします。

ケースの胴組み ケース本体と蓋部分をそれぞれ四角く組みます。

こちらは穴あけ済みのアングルです。 ケースの角部分にあたります。

こちらは穴あけ済みのインローです。

ケース胴回り　蓋と本体

本体部分にインローをセットします。

角金部分の鋲打ち

パチン錠の鋲打ち

胴回りの金具（角金　パチン錠）が付いた状態

ハンドルを鋲打ち

天底パネルをタッカー（ステープラ）留め。

胴回りのアングルを鋲打ち

天底面を鋲打ち。

開き蝶番を鋲打ち。

ゴム底取り付け。

外装が仕上がりました。

続いて内装です。

内貼り生地をカットします。 天面底面より一回り大きく切ります。

天（底）に先にボンドをスプレー塗布します。 折り返し分までしっかりボンドを付けます。

角まできっちり貼り合わせます。

角部分は切り落として厚みが出ないようにしています。

角の折り返し部分にきっちりボンドを塗布しています。

生地に染み出ない、空気を含まない最適な量を加減しています。

シワが出来ないようにピンと張っています。

胴回りは高さをきっちり合わせてカットした生地側にボンドを塗布します。

今回の場合は一面ずつ貼っていますが、ケースによってはぐるりと一周、または半周などそれぞれです。

きっちり隅まで貼り合わせています。

内貼りが完了しました。

ココからは今回工作部に作業場所が移ります。

今回顕微鏡と別に付属計器がありますので、まずは仕切り付けです。

緩衝用ブロックパットをホットメルトで留め付ける作業です。

ブロックパットが付いた状態です。

顕微鏡を入れた状態です。 コード部分は厚目のウレタンで囲いました。

蓋内側にはプロファイル（波型ウレタン）を入れて全体を固定する仕様です。

今回仮想オーダーと言う形で一台のケースを作る工程をご紹介させていただきました。 一件一件ご用途に合わせたご提案をさせていただいています。 お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

昭和12年創業。
アルミケース・ジェラルミンケース・トランク・アタッシュケース・キャリーケース・各種バッグ・ソフトケースなど、
設計から製造まで、ケースの総合メーカーです。

自社工場受注生産。
大量ロット注文歓迎。
企業、個人問わず１点から特注品、オーダーメイド承ります。

短納期ご相談ください。
設計担当がお伺いし丁寧迅速に対応いたします。
定期注文、量産お得です。
小ロット対応しています。

サンプルのみの製作も可能です、お気軽にお問い合わせください。
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